冬真が隣で笑っててくれるなら


私は自分に嘘をつけるの。


冬真と一緒にいられるなら


誰かを利用することも厭わないの。



天使なんかじゃないの。


綺麗じゃないの。


真っ白じゃないの。










あの頃の私の世界は冬真が全てで


私の一つ一つを形成するものは冬真で


いつか冬真を壊してしまいそうで


そんな自分が怖くて逃げ出した。