らくだ

携帯小説ではない
この小説は、携帯小説という枠を越え、しっかりと『小説』というものに成りきった傑作です。

これは純文学で、派手な展開やとんでもない登場人物は出てきません。
しかしとても確かな文章で書かれた、とてもリアルで優しい物語です。

知的障害者施設の職員と、入所者の少女の優しく純粋な恋の物語。

読むことを中断できませんでした。そして、最後にはとても幸せな気持ちになりました。

是非とも沢山の人に読んでもらいたい傑作です。