薔薇の華が散るまで…

作者時雨

薔薇の華――――。それは、彼女の命そのものだった。

この薔薇の華が散ったとき


我が命は消えゆく運命


必然なる神の摂理を


壊すものがいるのなら


私はその方を愛しましょう