少女X



この街のどこかに彼女はいる



誰も顔も名前さえも知らない



けれど彼女は必ず存在する



だって今日も路地裏で



誰かが彼女に殺られて声を聞くの



「~♪」



ほら彼女の鼻歌が聞こえるでしょう?