京の治安維持が目的な新選組。



「いつも、ありがとうございますね。新選組のお陰で、京の町はいつも平和です」



少し親しみのある新選組を、春菊は信じていた。





だが、春菊の最愛の父、雲詠は、ある日新選組に殺される。



春菊の父の仇になってしまった、新選組。





「もう、信じない…。」





誓ったはずの春菊だったが、新選組、土方の優しさに心が惹かれていく。




決して許されることの無い恋心。




切なく甘い幕末恋物語。