三月十一日.

作者桜磨

三月十一日。

平和な日常は、突然あの地震によって壊された。



あたしは、まだいいのかもしれない。

けれど、あたしも精神的に苦しんでいた。




「どうして?」





三月十一日。

それは、あたしの誕生日から三日後に起きた事だった。