「今日からあの女がお前の主だ。」
「愛してあげてから綺麗に殺せよ?」
それは日々当たり前のように続けてきた
主従ゲーム。
今回も次もこれから先もずっと
何も変わらないと………そう思ってた。
「…………あの女を孕ませろ」
ずっとずっと死んだように生きてきた
俺を変えたのはこのイカれた一つの命令から。
「これが終わったらお前は晴れて自由だよ」
「正真正銘、彼女が最後の主だ。」
「好きです」
私は今日もある神様に告白をする。
わたしの全てをかけて貴方を愛す
何故ならこれは
アナタかワタシ
「毎度毎度、振られるのが趣味なのか?主よ」
「殺したいくらい、愛しているわ」
最後の主従ゲームの行く末は?
辿り着いた自由とは――――――
泡沫。
すいませんBLではありません。