1ヶ月に2度ある満月の呼び名『ブルームーン』。
カクテルのブルームーンは淡いヴァイオレット色。カクテル言葉は「幸福な瞬間」「出来ない相談」など。
両想いなはずなのになんだかもどかしい。
音楽も絡むと普通の恋愛とも勝手がちがう?
10歳上のお姉さまに育てられるアーティスト男子奏汰(かなた)には、いずれ夢か恋愛か選ばなくてはならない時が来てしまう。
ミュージシャンを育てようと割り切った恋愛スタイルに、若い一途な想いは入り込めるのか。
同時に、人生に於いて必要なもの、奏汰の導き出した答えとは?
お仕事・コメディ・ハラハラドキドキ展開ありのヒューマンドラマです。
*海外を行き来するシーンもありますが、読む方に楽しんでいただけるよう、コロナ禍ではない設定です。
*カクヨム版『ジャズテイストで行こう!』『カクテルバー J moon』、エブリスタ版『みなとみらいラ(イ)ヴストーリー』の更に改稿版(最新版)となります。
【参考文献】
『カクテル』上田和男著(西東社)
『バーテンダーズマニュアル』福西英三監修(柴田書店)
『家飲み&外飲みがもっと楽しくなるカクテルの話』佐藤喜代八監修(ナツメ社)
『カクテル完全ガイド』(池田書店)
『世界に響くハードシェーク』達磨 信著(柴田書店)
『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー著 清水俊二訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)
『9番目の音を探して』大江千里著(KADOKAWA)