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「今も大好きだよ、・・・リオ」一言に、どれほど愛情と言う甘さを乗せに来たのか。濃厚で濃密で糖度の高い。あまりに高すぎて酔ってしまいそうな程。ミケは分かってない。確かに私は伊万里さんを被せてミケと恋愛をしていた自覚がある。でも、それが出来たのはミケだからだ。誰でもいいわけじゃない。ミケだから。ミケにもちゃんと恋愛感情の要素は持ち合わせていたから、ミケとしても好きだったから。だから・・・あの時、『考える』程ついて行くことを迷ったのに。