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え、なに?「今日の占いは1位なのかもしれない」ぎゅうとお腹に回された腕にキュンとしていたけど。「訳が分からない事言わないでくれる?」耳元で呆れながらそう言われて、苦笑いを浮かべてしまった。どうやら1位ではなかったらしい。でも、なずながなんかギュッとしてくれてるし多分3位以内には入ってるはずだ。その証拠に、ぐりぐりと首に押し付けられるなずなの額。甘えてる……!可愛過ぎてどうしようと、内心悶えていれば。「寝る」あたしを抱き締めたまま、もう一度眠ろうとするなずなに慌てる羽目になる。