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「なぁ 香蓮154ページより
お前ぇにとって 敵わない相手でも
俺からすりゃ 脚だけで排除できる
虫けらみてぇな相手だ」
「ッツ…」
「どうする?
俺に 守られてみるか?」
コクリ頷いた香蓮だが
「お前ぇ 本当にわかって頷いてっか?
俺はボディガードじゃねぇぞ?」
「へっ?」
「見返り無しに 守ってやるほど偽善者じゃ無ぇ」
「わ たし は 何を 返せば…」
「そうだな…
全力で俺を愛せよ
俺無しじゃ生きれ無ぇってくらいに
俺だけに依存して 俺だけを愛せ」
「ッツ… それ だけ でい いの?」
「それだけ か
一番重要な事だろ
俺が 何より一番に
お前ぇを守りてぇ
俺の全てをお前ぇと共に
そう思えるくらい
俺がお前ぇを愛せるように
お前ぇも 俺を愛せ」