by
まるで、桔梗なら自分を護ってくれると信じきってるように、なんの疑いもなく桔梗の隣で。

下の奴らもそうですが、店ででも知らない人間には警戒心があるようで、彼女は初めて会った時と同じように怯えた目をしていた。

俺たちにはだんだん警戒心が薄れてきたのか、言葉もつまらなくなったし、なにより彼女が穏やかな顔していることが増えたと思う
90ページより