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くちゅくちゅとさっきより鳴り響く音にさらに恥ずかしくなる。

「考え事?そんな暇あるの?」

「っん」

「僕に集中して」

さらに深くなった口付けにトロトロに溶かされる。紫苑に腰を撫でられ、ビクリと反応する素直な身体。

そんな私にくすりと小さく笑った紫苑は、私の首に噛み付いた。

「っ、ぃた」

思い切り噛み付かれた。
痛さのあまり、目に涙が浮かぶ。
20ページより