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「熊モン?」私より背が高い熊モンを下から覗き込む。目があったと思ったら、突然熊モンが私の腕を引っ張った。「菫ちゃんー…」「わっ!」足がもつれて、トンっと熊モンの胸に手をつく。ふわっと香る香水の匂い。ドキドキと鳴る心臓の音は、私のなのか、熊モンのなのか分からなかった。