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醒くんはその綺麗な手に持ったフォークで綺麗にいちごタルトを掬うと、これまた綺麗な唇に綺麗な動作で運んだ。もうなにもかもが綺麗すぎて、一時たりとも目が離せない。そしてまた、綺麗に咀嚼して綺麗に飲み込んだかと思えば、目線をゆっくりとタルトからわたしへ向けて、小さく口を開いた。