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「ぐ、ぇ、」「かわいい。」「暑いからやめてー…。」大きなくっつき虫にギュウと抱きしめられて。まだまだ冷え切らない身体の熱に、モゾモゾと肩を揺らした。「ののか、」「あついぃ、」「ムラムラする。」「ちょっと!」バチン‼︎ゆっくり胸に伸びてきた片手を叩き、彼に背を向けるように寝返りをうつ。「シたい。」「もういっぱいしたでしょ!!」お願いだから寝させてと頑なに瞼を閉じるも、髪の毛を退かし何度もうなじに噛み付いてくる彼。