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よしよし、もう寝ようね。青葉さんはわたしを腕の中に包んで頭を撫でてくれていた。そして気づけば朝。朝日がカーテンの向こうから差し込んでいて、布団の中は青葉さんの体温で暖かに保たれていて幸せな気持ちになる。目の前で規則正しく上下するTシャツからはわたしと同じ洗剤の匂いがして、夫婦なんだから当たり前なのになんだかドキドキする。( ああ、幸せだなあ )昨日の痛みは何処へやら。寝てからもしっかり抱きしめられたまま、青葉さんのこういう優しいところが好き。鼻をつんっと触るとくすぐったそうに首を引っ込めてわたしを抱きしめる腕に力が入る。更に近づいた顔が寝ていると分かっていても恥ずかしい。