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「毎日毎日、こんなのばっか。」

チラリと自分の足元を見る。

湿布が貼られたそこに苦笑い。

「まあ、こんなことで不登校とかにはならないけどね…」

そうしてあたしは、空を仰いでもう一度鼻歌を奏でる。
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