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「可愛げもクソもないですよ。大人なんやき、一人で行けんとかありえんっちゃ」
「金魚の糞が何言うてんねん。ワシの思い出話に口出すなや」

 橋本さんが口を挟んだ瞬間、岩島さんがすぐに言い返す。

「俺が金魚の糞なら、岩島組長はぞうの糞ですよ」
「ええやん、ぞうの糞。でかくてボリュームもあるし」
「糞を食べ物みたいに言うのやめていただけますか? 非常に不愉快です」
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