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もしかしたらもう死んでいるのかもしれない、けれどまだ生きているかもしれない星の光が遠くにある。美夜子の中に、大人になった彼女がいるのだと気がついて、ぼくはそのことがうれしいと思った。手が届かなくてもよかった。