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こんなにも貴方のことを好きになってしまったんだから。

「私は恭夜と一緒に居られるんだったら、危険と隣り合わせの生活だとしても構わないよ。極道って確かに怖いし、私の知らない世界だから知らないことがたくさんある。でもね、恭夜が守ってくれるでしょう?それとね、恭夜....。貴方は私のことを『離してやれない』って言ったけど、離してあげられないのはむしろ私の方だよ。恭夜と少し離れるだけで不安でしょうがないの。だからさ、絶対に離さないで?」

「っ...!うん...!」

ギュッと私を更に強く抱き締めてくれる。

大好きな人の腕の中はやっぱり暖かくて、安心する。
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