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冬悟に抱き締められているのに、全く震えていない様子のココを見た時、一瞬で冬悟に対する殺意が湧いたのを感じた。それと同時に、あぁ…、と納得して、昔からずっと自分の中にあった感情を諦めざるを得なくなって、心の中で自分自身を嘲笑った。