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「日葵ね、あおくんが大好き!
大きくなったならね、日葵の王子様になってね」

「王子様?」

「うん!僕と結婚してくださいって言ってね」

えへへ、なんて頬を染めて言う君の事を今も鮮明に覚えているんだ

「だからねあおくんはね、おれ、じゃなくてぼくって言ってね!王子様だもん!約束だよ」
365ページより