黒髪に頬に傷を持つ謎の男が、とある商店街の裏通りの古民家に自宅兼事務所をひっそりと構えている。黒のシャツに黒のパンツを見に纏った妖艶な男。通称『花火屋』。
男は、他人の秘密が視える特別な花火を取り扱っている。
ーーーー人の欲望の、果ては、救いなのか。
絶望なのか。それは誰にも分からない。
※初めてのホラーミステリーです。
オムニバス形式でお届け致します。宜しければ、この欲にまみれた花火を、貴方も是非、手に取ってみてください。
※第4夜からは、花火屋の花灯の過去に迫ります。
画像はフリー素材から拝借しました