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桔梗sideそんな・・・公園って・・自分の頬にある小さな手、その上に自分の手を重ねる俺を暖かいと言う蜜香弱々しく笑った蜜香の顔「わっ!」グイッと腕をひっぱり抱きしめるこんな小さな手こんな細い腕こんな華奢な体なのに・・・なのになんで、こいつ虐めんだよ・・・「桔梗?」居心地が悪いのか、もぞもぞと蜜香が動いて、顔を上げた「他は?」「え?」「他はなにされてる?」思いがけず低い声がでたそのせいか、蜜香がビクッとしたのがわかった「え?特にな、にも・・・」「じゃあ蜜香ちゃん、食事は毎日3食食べてるかい?」悠次郎さんが優しく蜜香に聞いてくれた「3食?えっと・・・私、悪いこ、としたらご飯もら、えないです」「・・・じゃあ、悪いことしてない時は3食食べてる?」「おうち、のご飯、夜だ、けです。お兄ちゃん達がい、ると朝とお、昼も買ってく、れますし、お金あ、る時でお腹へ、って我慢で、きない時は買っちゃいますけ、どあまり、食べな、いです。だ、から今日はう、れしいで、す朝から、美味しいご飯た、べれて幸せ、です」蜜香は本当に幸せそうに微笑むそんな・・・なんで・・・蜜香なんでだよ・・・飯食わねぇからこんな小せぇんだろ?あんなに嬉しそうにオムライス食うのに手作りの料理をあったかいって泣きながら食うのにうさぎのりんごも、タコやカニのウィンナーも、もったいなくて食べれないってずっと見てるし大好きな甘いもんだって、絶対美味しいからってあんな小さなパンケーキを6当分して自分は1番小さな一切れ食って「美味しい」って幸せそうに笑ってくれるのに