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「悪いけど、愁璃は俺と寝るから」

じゃあおやすみ、とニヤッと笑って襖を開ける雪斗さん。

……今の顔由貴そっくり…

由貴が雪斗さんに似てるんだけどね!

でも、何か企む時の顔にそっくりなんだよね。

「親父、俺も一緒に寝ます」

「いいよ、おいで由貴」

「はい」

おいでと言われた由貴は嬉しそうに笑った。

やっぱいくつになっても親と寝るのは嬉しいよね〜

てことで僕も、

「我が父僕もー!」

「くっつくな暑苦しい!」

「一緒に寝ようよー我が父〜」

「わかったから離れろ!」

僕も我が父と寝ようじゃないか〜ふふん!

「…親父」

「(こくん)布団持ってこい」

「あぁ。」

どうやら龍輝たちも一緒に寝るらしい。

そして、余ってしまった潤也と葉月は、

「んじゃ俺らはあまりもん同士ラブラブしながら寝るわ」

「すみません2人とも」

「気にすんなよ〜。親子水入らずってなぁ〜。な〜?潤ちゃ〜ん」

「なー?はーちゃーん」

「はーちゃんはねぇわ〜」

「葉月ちゃん?」

「仕方ねぇからそれでいいわ〜」

「アリガタキシアワセー」

と、2人でゲラゲラ笑っている。

何が面白いのか僕には理解不能。
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