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「知らないとこでりーが傷付くのは嫌だし、怪我するくらいなら何でも言って」

可憐な顔立ちなのに、しっかりと女にはない低さを持った声があたしの鼓膜を擽る。

「俺だって男だ。黙って見てるのは嫌なんだよ」
80ページより