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「逃がしてなんてやんね。もう決めた。だから離れんな。こっちにいろよ」

「・・・で、でも」

「後の事なんかいちいち考えんな。オマエが目の届く範囲にいなきゃ安心できねー。今も、その先も」
207ページより