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「みぃ…わりぃ…本当なら
 
 こんな男、さっさと忘れて
 幸せになってくれ

 かっこ付けたいとこだけど…

 俺はかっこ悪くてもいい
 お前といてぇ…

 勝手なのもわかってる
 俺の所為でお前を傷つけてる事も…

 それでもッ…
 俺はお前といてぇ…

 でも…今の俺はお前がいっちまう事を
 止める事さえ…できねぇ…
430ページより