by
arataarata
いつも10階に現れる君は、誰なの。

セレストブルー・エアリア／未知春生

マナト先輩を巡って、親友のカノンに裏切られた朝。 セナはC棟10階に佇む謎の青年を見かけた。 それ以来ちょくちょく見かけるようになった青年は、いつも10階に立っていた。 不審者？ ここの住人？ それとも幽霊？ カノンとマナト先輩との仲をこじらせたまま、ぐずぐずと前に進めないセナ。 そんな中、セナは10階の青年と言葉をかわすようになる。 ねえ、あなたは、誰……？
「嫌だよ！　そんな急に」
「でも、そういうものだから」
48ページより
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