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「協会長様、私は確かにアンシーリーコートのことをあまりよく知りません。けれど、だからこそきっと知れることもあるのだと思います。あなた方には私が魔性に踊らされた滑稽な人間に見えるかもしれない。けれど私にもあなた方が魔性に必要以上に怯える滑稽な人間に見えるわ」
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