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単なる火遊びになってしまった迎え火。
食物を数本とは言え粗末にしてしまった罪悪感は半端ない。

「大輝の所為でごめんなさい」
「俺の所為!?」

「勿体無いお化けが出ません様に」
「出るなら大輝君のとこにしてねぇ」
「俺が悪いの!?」

「すみません。大輝君は良い子です。お馬鹿なだけで」
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