by
それは、認知症が進んだオジジがやることよ。いっしょにしないで」

「……親父は認知症じゃねぇだろ」

「あら、わかってないわね。私のお気に入りのシャンプーを使ったり、ほぼない髪にドライヤーをかけるのは、立派な認知症よ」
130ページより