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by
こさめ
2023年9月11日
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あの頃の僕は幼くて君を守ることができなかった
たぶん、きっと、ずっと、僕は
/佐久間マリ
高校卒業とともに上京し、デビューして五年。中学の同級生で結成したエッジワースはいまや飛ぶ鳥を落とす勢いの人気ロックバンドへと成長した。 そんな時、高校の同窓会の報せを受ける。その幹事は、ボーカル桐谷歩がフラれた元カノで… 他サイトにも掲載
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完結 280ページ
指の先が冷えていく一方で、歩の声は空っぽの身体に送り込まれた血液のごとく頭のてっぺんからつま先までを一気に駆け巡り、みるみる染み渡った。
220ページより
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