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っ…」

鼻がつまって呼吸が苦しくて

「は……っ……」

それでも蓮希は離してくれない。

蓮希のじっとりと濡れたジーパンが、わたしのスカートにも水分を侵食させる。

太ももが、湿り気を帯びた。

「……服…濡れちゃうよ」

唇の隙間から、なんとか声を漏らした。
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