シェア
「さっき一生キスしないって言ってたやん!」363ページより
美嘉の顔はみるみるうちに赤く染まる。
「……うるさいっ!!」
「自分からするの恥ずかしいって言ってたやん」
「も~、いいのっ!!言わないで!!」
優は美嘉の肩をぐいっと抱き寄せ、
耳もとで囁いた。
「俺とキスしたいって思ったん?」
返事はただ一つ。
静かに頷いた。
そして優は再び体を離し唇にキスをした。
いつもみたいな
軽いキスではない。
部屋に鳴り響く音…
優の激しいキスに頭がくらくらして、
何も考えられない。
優は美嘉の腰に手を回し
美嘉は優の首に手を回し
二人は夢中で
キスをした。