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慌てて靴を脱いで、廊下を走りきってリビングに飛び込むと、相変わらず怠そうに料理を作るその後ろ姿。「……もとはる……?」震える声で名前を呼べば、振り返った先で魅惑の三白眼の交わる。相変わらず見目麗しいビジュアルで元春はみくるに薄く微笑んで、口を開いた。「おかえり、みらい」