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「おっそい、何してたの。てか、電話気づいてなかったでしょ。あり得ないんだけど。あり得ないんだけど」

少々怒った口調でそう言って、あり得ない、と二度ほど言った伊吹は、あたしに思いっきりデコピンした。
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