学校が終わると悠真のバイクで家まで帰って来た。

手を引っ張られて部屋に入ると、ベッドに押し倒され唇を塞がれた。

ボーッと天井を見ていた。

首筋を攻めながら、服の上からあたしの胸に触れる悠真の手。

その手の上にそっと手を置くと、ゆっくりあたしに目を向けた。

『早く行っておいでよ』

「あぁ」

ベッドの両柵に付けられたロープで、あたしの両手を縛る悠真。

「少し寝とけよ」

『うん…』

今悠真はBig bangを抜けられない。

何しでかすか分からないあたしをここに縛り付ける様になった。
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