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by
なおっぺ
1月29日
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憧憬とカプリチオ【完】
/音無梅
彼の紡ぎ出す音の隅々まですべて、狂おしいほどに特別だった。わがまま音楽家と鳴らしたメロディには優しい恋を織り交ぜて。
しかもそれほど交流のない息子を代役に立てるとは一体どういう了見かと噛み付いたが、へらへらと笑われて終わった。
362ページより
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