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ごく少数の輪廻論を唱える者によれば 
火は人や動物の魂であり 
不慮の死を遂げた際に肉体の気が行き場を失い 
天高く放出されるという  
大気との摩擦で粒子状に拡散され 
やがて地上に降り注ぎ 
強い念の一部が何かしらの生物に取り込まれる事で 
前世の記憶が新たな生命に植え付けられるとされる 
 
これは何処の宗派も認めない進化論だ
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