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「逃れられなくなったら私は流霞を殺すしかなくなってしまう」

 漆黒の視線が絡む。

 聖亜の言葉に、流霞は穏やかで優しく綺麗な笑顔を浮かべた。

 「どうしても耐えられない時は殺せ。殺して欲しいなら快楽の中で殺してやる。俺はあんたに殺されるのなら本望だ」

 ともすれば、流霞にとって聖亜に殺される事が至福。

 互いに守りたくて。

 互いに殺されたい。
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