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「フフ、蒼良見てください。
1週間前より少し大きくなっているんですよ」

心愛は嬉しそうにエコー写真を見ている。

どうしてこんな状況で笑っていれるのか俺には理解出来なかったが、心愛の嬉しそうな顔を見て俺の肩の力がフッと抜けた

「嬢ちゃん、悪阻はどうだ?」

「悪阻?」

「吐き気とか胃のムカムカする感じとか何か変化はないか?」

「いえ、特には……」

「まぁ悪阻は人それぞれだからな……
それに嬢ちゃんは自分で気付くのが遅そうだし、蒼良坊がしっかり見ててやれ」

「あぁ」

「ご飯が食べれない程酷くなったらすぐに点滴をするからそのつもりで」

「わかった」

佐久間が部屋を出て行った後、
心愛がエコー写真を俺に渡してきたので手に取って白黒の中に映っている小さな赤ちゃんの存在を食い入るように見つめた
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