ぺろりと舐められて、かき乱される。

強引に、だけど、酷く優しくて。

じわじわと溜まってきた熱が身体の奥深くで疼き始めた。

『ふーん…、いい…って顔してる?』

「やめて…言わないで。恥ずかしいから…」

『ね、上のままでいいの?このまましちゃう?』

「え?…や、待って!?無理だよ!私、やったことないから…」

『そういうの教えてくれるんだ?“ほぼほぼ処女”サン?』

「ちょっ…、そういうこと…」

愉しそうに、あはは…と声を出して笑った夏目君は、首を傾げて愛らしい笑顔を作る。

そのキラキラした顔にくらりとしたけれど、揶揄うような口調のそれに言い返そうとすれば、『うそうそ』なんて言葉とともに、いとも簡単に反転させられた。

『何もしなくていいよ。ただただ気持ち良くなってて?今日は俺がどれほど好きなのか教えてあげるから』

指を通して握り込んだ手がソファに縫い付けられた。
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