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『うわー…かわいい。めちゃくちゃ欲しがってくれるじゃん。嬉しいけど、どうしよ…』予想外にも、夏目君は悩ましげな声を上げるから、そうっと視線を上げて見つめると、悦を孕んだ瞳を揺らしていた彼は、私と目が合った後、それを愉しげに緩めた。『でも…、やっぱもう少しだけ我慢ね』「な、んで…」『だって、俺がなんで好きなのか分からなくて自信がなかったんでしょ?ちゃんと説明したいじゃん。何があっても面倒だなんて思ったことないし、山内さんなら何でもいいって言ったの覚えてくれてる?』「ごめ…っ、それはもう十分、分かったから……ゃっ…」