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そしたら…悲惨な光景でした58ページより
初めはわからなかった…
顔も血だらけで…
人相も判らないほど腫れ上がってて…
でも…倒れてる3人とは別に…
ピストルを尽き付けられてるのは…
慎吾でした」
くぅ…と英悟の喉が鳴る
拳はきつく握られてる
「それで理解した
倒れてる組の人は腕の立つ人達だ
それがあれだけボロボロに
やられてるのは…
慎吾を守ってたんだと
見てられねぇ程…の姿だった」
「英悟も俺も…
すぐにでも慎吾を助けたかった
でも俺達が動けば、引き金を引かれる
だから動けなかったんです」
暁人は深く頷いて、強い目で英悟を見た