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懐かしい匂いに
空の青に
あの花を想う

両手を広げてみたって
虚しく空を切るばかり
僕は決して飛べやしない

「愛とは何か」を問われたら
僕はなんて答えるの?

君の手を離した僕に
¨愛の歌¨は歌えない

苦しいくらいに
君を想って
泣きたいくらいに
叫び続けて

この声が・・・枯れる程に

伝えてあの人に
この声をあの場所に

鮮やかな
光溢れるあの場所に

切ないくらいに
声を殺して
泣き叫ぶ僕を
どうか笑って

後戻りが出来なくなる程に

枯れない花よ
揺れていて
いつの日にも
咲いていて

あの太陽のようには
僕はなれないけど

君だけは揺れていて・・・

この声が届くのなら
枯れてしまっても構わない

この声が届くのなら
壊れてたって構わないから

だからお願い

君だけは枯れずに

咲き続けていて

♪Flow♪
114ページより