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菫怜くんとの距離がゼロになると
ぎゅと抱きしめられた

「あ、あのっ」

「光華・・・俺の光の華になって」

「えっ」

菫怜くんの体温を感じるとそれに縋りたくて

雨は数分で止んだけど傘にあたる雨音が
消えるまでそのまま立ってたんだ
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