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「桜華の力が暴走した時、心の中で願ったんだ…。「お前が悪に染まることはない、だから、大切な人達を傷付けないで欲しい」と…。」「そう願ったら、この姿になって悪魔の力も消えたみたいだ。」クロードは、すっきりとした表情で語った。「…ありがとう…。クロード、私…貴方が居なかったらきっと、大切な物を全て失ってた…。」クロードは、桜華の手を優しく握り、微笑んだ。「お前を助けられて良かった。」