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ぶっきらぼうで。 だけど、優しく響く低い声。 「好きなんだよ、オマエが」 頬に伝わる、拓実の乱打する鼓動。 「ずっと前から。今も、これからも。マジで変になりそうなくらい、オマエが好きで堪んねェの」 拓実の低い声が切なく掠れ。 「怖がらしたくねーし泣かしたくねーのに。触りてェし、抱きてェし。バカみたいに好きなんだよ…ッ」